大人の方へ1つ問いを投げかけたいと思います。
子どもが本当に楽しいと思うおもちゃとは何でしょう?
テレビCM等では子どもが欲しがるような製品がたくさん紹介されています。
実際、たくさんの大人が子どもにそれを与え、遊ぶ姿を見るというのも簡単に想像がつきます。
完成度の高いおもちゃはとっつきやすいメリットがあります。
テレビ等で遊び方が示され、確立されているからです。
当然、開発段階から遊ばれ方を意識していることと思います。
でも、すぐに飽きてそのおもちゃを放り出されてしまった経験はありませんか?
では、長く楽しめるおもちゃとは何でしょう?
それは積み木に代表されるようなおもちゃだと考えています。
子どもが遊びを考えられる「余白」がおもちゃにあると子どもはいろいろな方法で遊べます。
未完成なおもちゃの利点は遊び方が確立されていないところにあります。
未完成のおもちゃは汎用性があります。
積み木はドミノ倒しのドミノにも、車にも、建物にも楽器にもなります。
遊びの世界が限られていないのです。自由です。
1つの遊び方に飽きたら別の遊び方ができます。
積み木で長く遊べる理由の一つです。
完成度の高いおもちゃは汎用性がないとも言えます。
テレビCMで紹介されているすべてのおもちゃがそうとは言いません。
その遊びをするにはいいかもしれませんが、逆に言うとその遊びしかできないのです。
汎用性に富むおもちゃの最大のメリット。
それは子どもの心を満たす為の好循環が生まれるということです。
例えば、積み木で何か作品を作ったとしましょう。
「できた!」という満足感や充実感は子どもの小さな自信へと繋がります。
小さな自信を積み重ねていくことで「もっと作りたい!」「あんなものやこんなものも作りたい!」
といった感情を引き出し、自ら取り組むようになります。自信がついて面白いからやる。
作りたいものが作れるようになると時間も忘れて没頭する。
できるから楽しくなってどんどん好きになる。
好きこそものの上手なれとはよく言ったものです。
子どもの遊びの邪魔にならないように、おとなもこっそり汎用性の高いおもちゃで遊んでみてください。
案外おとなも面白さにはまってしまうかもしれませんね。
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