部品紹介11回目は「四角柱(3倍体)」です。それでは紹介していきます。
外観寸法と特徴
1辺の長さがおよそ45ミリの立方体が3つ分の形状をした四角柱です。つまり「3倍体」です。とかっこ書きしたのは45ミリの立方体を基準にした表現が分かりやすいと思うからです。面の種類は3種類あり、それぞれ穴が奇数個(1,3,5つ)開いています。
・面1(正方形に非貫通穴が1つ)
この面の特徴はきつめの非貫通穴が中央に1つ開いている点です。この特徴は立方体と同じです。
・面2(長方形に非貫通穴3つ)
3つの穴が等間隔に配置されています。穴はどれもきつめの非貫通穴です。
・面3(長方形に非貫通穴3つ、貫通穴2つ)
5つの穴が等間隔に配置されています。2つの貫通穴のみ大きめで、ほかの穴はどれもきつめの非貫通穴です。
使用例
使い方としては作品紹介した「スペースシャトル」の下半分部分に用いました。この部品も直方体や他の四角柱と同様、ゲーテのくみ木を構成する部品の中で最も汎用的な使い方ができる部品の一つでしょう。大きめの貫通穴を利用して動き回転をさせたい部分にも使用できます。
まとめ:四角柱(3倍体)について
最後に四角柱(3倍体)の特徴をまとめます。
1:3種類の面に貫通穴と非貫通穴がバランス良く配置されている。
(貫通穴は大きめ、非貫通穴は小さ目)
2:汎用的な使い方の他に回転部分にも使用可能
以上、簡単ではありましたが、立方体を紹介させていただきました。
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