皆さん絵本はどのように選択していますか?書店や図書館などでどんな本を選ぼうか迷うことがあると思います。
本日はそんな方のために乳幼児向けの絵本を6種類に分類、各種類別のおすすめを紹介します。
お話の内容については特に詳しく書くつもりはありませんのでネタバレにはご安心ください。
なお、興味のあるところだけ読んでいただいて構いません。
分類①物語(ストーリー)を楽しむ絵本
まずは「物語を楽しむ絵本」です。これは大人が小説を楽しむように、子どもが物語の世界を楽しむことができる本です。
「桃太郎」や「浦島太郎」などがこれにあたります。主人公の心情や行動を分析することもできますが、純粋にお話から想像力を膨らませられる絵本です。
例えば「桃太郎の入っていた桃は甘かったのかな?」とか「浦島太郎が助けたカメの背中の乗り心地は良かったのかな?」とか。料理が好きな子なら「きびだんごって作ってみたい」とか「竜宮城ではどんなごちそうが出たんだろう?」なんていうのもありですね。
ちなみにもくお所長の息子は桃太郎の桃の流れてくる擬音が一時期ブームでした。うちにある本は「つんぶくかんぶく」ですが、地方によってはいろいろな表現がありますね。
分類②リズムを楽しむ絵本
2番目に分類したのがリズムを楽しむ絵本です。幼児向けの絵本に多く見られる繰り返しはリズムを楽しませてくれます。
特におすすめなのが「松谷みよこさん」の書かれた「いないいないばあ」です。
この本のいいところは文章と絵が左右別のページに交互に書かれていて、文章のリズムと絵のリズムを別々に楽しむことができる点です。特に絵と文字(文章)を同時に目で追うことができない子どもにとって、絵を見ていたら文字が出てくるという新鮮な驚きに出会えます。
分類③主人公が成長する過程とその結果を楽しむ絵本
成長といっても精神面と技術面、その両方の成長がありますね。
いろいろなスキルを身に着けながらもすぐに結果は出ず、最後くじけそうになったときに今までのスキルが一気に役立つ。そんな話の絵本があります。
1つの例が「ぐるんぱのようちえん」です。この絵本からもくお所長が学んだことは「やって無駄なことは何一つない」ということです。
きっと主人公のぐるんぱもまさかスキルが全部役立つことになるなんて思いもしなかったでしょう。
分類④日常の親近感を楽しむ絵本
日常のふとした疑問やあるあるを絵本を通して共感できる絵本のことです。
まずおすすめしたいのが「とらっくとらっくとらっく」です。発行年月日は古いですが、例えばトラックドライバーが身近にいる子どもに「○○(お父さん等)さん、お仕事何やってるの?」と聞かれたときにこの本を読めば、子どもはトラックドライバーの仕事を疑似体験でき、親の職業への親近感が湧くことと思います。
もう1例は「しろくまちゃんのホットケーキ」です。
ホットケーキをつくるしろくまちゃん。一生懸命つくります。失敗もありますが、最後はおいしく食べて後片付けまで。
日曜のおやつ作りの前に一緒に読んでみて、そのあとでホットケーキを焼いたらいつもとはまた違ったおいしさになるかもしれませんね。日常の一コマに焦点を当てた親近感の湧く作品だと思います。
ホットケーキを焼く時の擬音もたくさんあって面白い作品です。
分類⑤自分にはない心情に出会える絵本
登場人物の心情に自分とは違う発見を見出す絵本です。「どうしてそう思ったんだろう?」や「どうしてそんな行動をしたのだろう?」とか想像や考えを膨らますことができ、子どもと一緒に考えることができるでしょう。中には大人がハッとさせられるような描写もあったりします。
おすすめは「ひとりぼっちのかえる」です。一人で暮らすかえるのまわりにはいろいろな知り合いがたくさんいて寂しくありません。普通なら寂しいと感じて普通なのですが、この本に登場するかえるは考え方が違います。自己中心的な考えの大人に読んでもらいたい本でもあります。
こんな考え方をする人が増えたら世界は平和になるだろうな。そう感じる本です。
分類⑥知的好奇心を満たす絵本
最後の6つ目は知的好奇心を満たす絵本です。子どもの知識欲は非常に貪欲で、何か知りたいことがあると「なんで?なんで?」と質問攻めにあうこともあるでしょう。
スマホで答えを探すのもいいですが、知りたいことに合わせて答えや答えに導くヒントのある絵本を差し出せたら素敵じゃないでしょうか。
おすすめは「はははのはなし」です。
どうして虫歯になるのか?歯を磨かないとどうなるのか?歯に関する疑問に答えを投げかけてくれる絵本です。虫歯のないきれいな歯で、大きな口をあけて笑いましょう。
最後に:絵本を通して得る多様性
絵本の世界も書く人によって異なる自由な世界感が広がっています。多種多様な価値観に触れるきっかけとして絵本は役に立つものだと思っています。
いろいろと制約の多い現代ですが、想像力豊かで多様性を受け入れられるような子どもはきっと精神的に豊かな人生を送ることができると信じています。
紹介したい絵本はまだまだたくさんありますので折をみて紹介させていただけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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